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NIST CSF2.0(NIST サイバーセキュリティフレームワーク)とは?概要・メリット・導入方法を解説

Jul 09, 2025

NIST CSF2.0(NIST サイバーセキュリティフレームワーク)とは?概要・メリット・導入方法を解説

NIST CSFは、米国国立標準技術研究所(NIST)が開発したサイバーセキュリティフレームワークです。本記事では、NIST CSFの概要、構成要素、導入メリット、活用方法、NIST SP 800-53との違い、バージョン2.0の変更点などを分かりやすく解説します。企業がNIST CSFを活用して効果的なセキュリティ対策を実施するための情報を提供します。

 

 

NIST CSF(NIST サイバーセキュリティフレームワーク)とは?

NIST CSF(NIST サイバーセキュリティフレームワーク)とは、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が策定したサイバーセキュリティのフレームワークです。

NIST CFSは、企業や組織がサイバーセキュリティリスクを管理し、効果的な対策を講じるための指針を提供します。サイバー攻撃がますます高度化し複雑化する現代において、NIST CSFはその柔軟性と包括性から多くの組織に採用されています。

特定、保護、検出、対応、復旧という5つのコア機能を中心に構成されており、それぞれがサイバーセキュリティの異なる側面をカバーしています。これにより、組織は自社のセキュリティ状況を総合的に評価し、必要な改善策を講じることができます。

また、NIST CSFは業種や規模を問わず適用可能であり、特に中小企業にとっても導入しやすい設計となっているのが特徴です。そのため、企業は自社のニーズに応じた柔軟なセキュリティ戦略を構築できるのです。

 

NIST CSF 誕生の背景

NIST CSFが誕生した背景には、サイバーセキュリティの脅威が急速に増大し、企業や政府機関がその対策に苦慮していた状況があります。オバマ政権はサイバーセキュリティの強化を国家の重要課題と位置づけ、NISTに対して包括的なフレームワークの策定を指示しました。

その結果、2014年にNIST CSFが初めて公開され、以降も継続的に改訂が行われています。このフレームワークは、政府機関だけでなく、民間企業にも広く採用されており、特にインフラストラクチャーの保護において重要な役割を果たしています。また、改訂版としてNIST CSF2.0が2024年2月26日にリリースされました。

NIST CSFの策定は、サイバーセキュリティの標準化とベストプラクティスの共有を促進し、組織がより効果的にサイバーリスクを管理できるようにするための重要な一歩となりました。

 

NIST CSF の目的と概要

NIST CSFの主な目的は、組織がサイバーセキュリティリスクを効果的に管理し、サイバー攻撃からの防御力を高めることです。このフレームワークは、サイバーセキュリティのベストプラクティスを集約し、組織が自社のセキュリティ状況を評価し、改善するための指針を提供します。特に、特定、保護、検出、対応、復旧という5つのコア機能を通じて、サイバーセキュリティの全体像を把握しやすくしているのです。

具体的には、特定の段階でリスクを認識し、保護の段階で適切な防御策を講じます。さらに、検出の段階で異常を早期に発見し、対応の段階で迅速に対処します。そして、復旧の段階で正常な状態に戻すためのプロセスを確立します。これらのプロセスを通じて、組織はサイバー攻撃に対する耐性を高め、ビジネスの継続性を確保可能です。

NIST CSFは、業種や規模を問わず、あらゆる組織に適用可能であり、特に中小企業にとっても導入しやすい設計となっています。フレームワークを活用することで、組織は自社のセキュリティ戦略を柔軟に調整し、進化する脅威に対応できる体制を整えられます。

 

NIST CSF v2.0 の変更点

NISTサイバーセキュリティフレームワーク(NIST cybersecurity framework)は、組織のサイバーセキュリティ体制を強化することを目的としたガイドラインとして、国内外の企業で広く活用されています。2024年に公開されたNIST CSF v2.0では、前バージョンである1.1からコア機能やサプライチェーンリスク管理などが見直され、セキュリティ対策の実効性と適用性が向上しました。こうした改訂を通じて、企業は自社の業態やリスクに即したセキュリティ対策をより効率的に構築・運用できるようになっています。

まず、NIST CSF v2.0では、フレームワークのコア機能が拡張され「ガバナンス」の要素が新たに追加されました。ガバナンスの要素が追加されたことにより、組織内でのサイバーセキュリティに関する意思決定プロセスが強化され、リスク管理がより体系的に行えるようになっています。また、サプライチェーンリスク管理の重要性が強調され、サプライチェーン全体でのセキュリティ対策が求められるようになりました。

NIST CSF v2.0では、重要インフラに限らず、中小企業や教育機関なども含めた幅広い組織に対応できるよう、フレームワーク全体の適用範囲が拡大されました。従来の枠組みにとらわれない柔軟な活用が促されており、組織ごとの特性に応じたセキュリティ対策を構築しやすくなっています。こうした見直しを通じて、NIST CSFはより多様な現場に根ざした実用的なツールへと進化しています。

NISTサイバーセキュリティフレームワーク

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NIST CSF 2.0入門:統治から復旧までの全プロセスを解説

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NIST CSF の構成要素

NIST CSF(NIST サイバーセキュリティフレームワーク)は、組織がサイバーセキュリティのリスクを管理し、効果的に対策を講じるための包括的なガイドラインです。主に5つのコア機能、実装層(Tiers)、プロファイルの3つの構成要素から成り立っており、組織のセキュリティ体制を強化し、リスクに対する柔軟な対応を可能にします。

NIST CSFは、特に中小企業から大企業まで幅広い組織に適用可能であり、各組織のニーズに応じたカスタマイズが可能です。以下では、それぞれの構成要素について詳しく説明します。

 

6つのコア機能 (Govern, Identify, Protect, Detect, Respond, Recover)

NIST CSF(NIST サイバーセキュリティフレームワーク)は、組織がサイバーセキュリティリスクを効果的に管理・軽減するための包括的なガイドラインです。CSF 2.0 では、フレームワークの適用性と柔軟性がさらに強化され、主に以下の3つの構成要素から成り立っています。

  • 6つのコア機能(Functions)
  • 実装階層(Tiers)
  • プロファイル(Profiles)
Govern(統治) 新たに追加されたコア機能です。組織のサイバーセキュリティ方針やリスクマネジメント体制、法的・規制的要件への準拠など、戦略的かつ組織的な基盤の整備に焦点を当てています。
Identify(識別) 重要なシステム、資産、データ、リスクを特定し、リスクベースの意思決定を支える情報を整備します。効果的なリスク評価と対策優先順位づけの基礎を築きます。
Protect(保護) 識別されたリスクに対して、アクセス制御、セキュリティ教育、データ保護などの手段を通じて、事前に防御するための措置を実施します。
Detect(検知) 異常な活動やインシデントを迅速に検知するための監視体制を整備します。ログ分析、脅威インテリジェンス、アラート通知などが含まれます。
Respond(対応) 検知されたインシデントに対して、速やかに対応し影響を最小限に抑えるための計画とプロセスを策定・運用します。対応の記録や情報共有も含まれます。
Recover(復旧) インシデントからの迅速な復旧と業務再開を支援します。復旧後の評価や改善策の実装を通じて、レジリエンスを強化します。

各機能は相互に関連し合い、組織全体のセキュリティ体制を強化します。

 

実装層 (Tiers)

NIST CSFの実装層(Tiers)は、組織がサイバーセキュリティの成熟度を評価し、適切な対策を講じるための指標です。これらの層は、組織のリスク管理の能力とプロセスの成熟度を4段階のレベル(levels)で示します。

Tier 1 Partial リスク管理が部分的であり組織全体で統一されたアプローチが欠如している
Tier 2 Risk Informed リスク管理が組織の一部で行われており特定のプロセスが確立されているものの全体的な統合は不十分
Tier 3 Repeatable リスク管理が組織全体で統一され、標準化されたプロセスが繰り返し実行されている
Tier 4 Adaptive リスク管理が高度に最適化され、組織は新たな脅威に対して柔軟に対応できる体制を持っている

実装層は、組織がどの程度のセキュリティ成熟度を持っているかを評価し、次のステップを計画するための基準となります。

 

プロファイル

プロファイルは、NIST CSFを組織の特定のニーズやリスク環境に合わせてカスタマイズするためのツールです。プロファイルを活用することで、組織は自身のビジネス目標やリスク許容度に基づいて最適なセキュリティ対策を策定可能です。

プロファイルは、現在のセキュリティ状態と目指すべきセキュリティ状態を定義し、そのギャップを埋めるための具体的なアクションプランを作成します。現状と理想の状態を明確に比較することにより、組織は効果的なリスク管理戦略を構築し、セキュリティ体制を段階的に強化できるのです。

プロファイルの活用により、組織は自社の特性に応じた柔軟なセキュリティ対策を実施でき、リスクに対する適切な対応が期待されます。セキュリティ状態の可視化と段階的な改善プロセスの実行を通じて、組織はサイバーセキュリティの脅威に対してより強固な防御を構築できます。

 

NIST CSF と NIST SP 800-53 の違い

NIST CSFとNIST SP 800-53は、どちらもサイバーセキュリティの強化を目的としたフレームワークですが、そのアプローチや適用範囲には明確な違いがあります。これらの違いを理解することで、組織は自社のニーズに最適なフレームワークを選択することができます。

NIST CSFは、主に民間企業向けに設計されており、サイバーセキュリティの基本的な原則を提供することを目的としています。特に、識別、保護、検知、対応、復旧の5つのコア機能を通じて、組織がサイバーセキュリティのリスクを管理するためのフレームワークを提供します。一方、NIST SP 800-53は、米国連邦政府の機密情報を扱う向けに策定されたもので、より詳細で技術的なセキュリティ管理策を提供しています。

NIST SP 800-53が規定しているのは、情報システムのセキュリティとプライバシーを保護するための具体的な管理策です。それに対してNIST CSFは、より高レベルで柔軟なガイドラインを提供し、組織が自らのリスクプロファイルに基づいて適切な対策を選択できるようにしています。NIST CSFとNIST SP 800-53は、目的や適用範囲が異なるため、組織の特性やニーズに応じて使い分けることが重要です。

 

NIST CSF 導入のメリット

フレームワークを導入することで、企業はセキュリティリスクの低減やコスト削減、コンプライアンス遵守の促進といったさまざまなメリットを享受できます。

これらのメリットは、NIST CSFが単なるセキュリティ対策に留まらず、ビジネス全体の健全性を向上させるための重要なツールであることを示しています。

 

セキュリティリスクの低減

NIST CSFは、組織が直面する潜在的な脅威を体系的に評価しリスクを最小限に抑えるための具体的な手段を提供するため、セキュリティリスクを効果的に低減するためのリスクマネジメントフレームワークとして高く評価されています。

NIST CSFの導入により、企業はセキュリティインシデントの発生を未然に防ぎ、発生した場合でも迅速に対応できる体制を整えることができます。

また、NIST CSFは業界標準に基づいているため最新の脅威情報を反映した対策を講じることができ、常に最適なセキュリティ状態を維持することが可能です。

NIST CSFの導入は、組織のセキュリティリスクを大幅に低減し安心してビジネスを展開するための基盤を築けます。

 

コスト削減

NIST CSFの導入は、企業にとってコスト削減の大きなチャンスとなります。従来のセキュリティ対策は、しばしば高額な投資を必要とし、効果が不明確な場合もありました。

しかし、NIST CSFは、リスクに基づいたアプローチを採用しているため、必要な対策を的確に実施することができ、無駄なコストを削減します。そのため、セキュリティ対策の過剰投資を防ぎ、効率的な運用が可能となります。

また、インシデント発生時の対応コスト削減も期待されます。適切な準備と迅速な対応により、被害を最小限に抑えることができるため、長期的な視点で見てもコスト削減効果が大きいと考えられます。

NIST CSFの導入は、企業の財務的健全性を維持しつつ、効果的なセキュリティ対策を実現するための重要な要素といえるでしょう。

 

コンプライアンス遵守

NIST CSFは、企業がコンプライアンスを遵守する上で非常に有効なツールです。多くの業界では、法規制や業界標準に基づくセキュリティ対策が求められていますが、NIST CSFはその基準を満たすための包括的なガイドラインを提供します。

そのため、NIST CFSを導入することで企業は法的リスクを軽減し、信頼性の高いビジネスパートナーとしての地位を確立できます。NIST CSFは既存の法規制や業界標準と整合性を持たせたフレームワークであり、企業が必要とするコンプライアンス要件を効率的に満たすことが可能です。

また、NIST CSFを導入することで、企業は内部監査や外部監査に対しても準備が整い、監査プロセスをスムーズに進めることができます。

NIST CSFはコンプライアンス遵守を促進し、企業の法的リスクを最小限に抑えるための重要な役割を果たします。

 

NIST CSF の導入手順

NIST CSFは、企業がサイバーセキュリティ体制を強化するうえで有効な指針となるフレームワークです。ただし、その効果を十分に引き出すには、場当たり的に適用するのではなく、正しい使い方を理解し、明確なステップに沿って段階的に導入を進めることが重要です。

以下では、NIST CSFを自社に適切に取り入れるための基本的な導入手順を順を追って解説します。

 

現状分析

NIST CSFを導入する最初のステップは、現状分析です。これは、組織の現在のセキュリティ状況を把握し、どのようなリスクが存在するかを明確にするプロセスです。現状分析を行うことで、組織は自社のセキュリティ体制の強みと弱みを理解し、改善が必要な領域を特定できます。

まず既存のセキュリティポリシーや手順をレビューし、現行のセキュリティ対策がどの程度効果的であるかを評価しましょう。また、過去のセキュリティインシデントの記録を分析し、どのような脅威が頻繁に発生しているかを確認します。

さらに、従業員へのインタビューやアンケートを通じて、セキュリティ意識や理解度を測定することも重要です。これらの情報を基に、組織のセキュリティの現状を総合的に評価します。

 

目標設定

次に、NIST CSFを活用して達成したい目標を設定します。目標設定は、組織がどのようなセキュリティレベルを目指すのかを明確にし、具体的な行動計画を立てるための基盤となります。目標は、組織のビジネス目標やリスク許容度に基づいて設定しましょう。

目標設定の際には、SMART(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)原則を活用すると効果的です。達成したいセキュリティ状態を明確にし、それを測定可能な形で表現します。また、現実的で達成可能な目標を設定し、組織のビジネス戦略と関連付けることが重要です。さらに、目標達成の期限を設定し、進捗を定期的に確認できるようにします。

 

ギャップ分析

目標が設定されたら、次に行うのはギャップ分析です。ギャップ分析は、現状と目標の間に存在する差を特定し、どのようにしてその差を埋めるかを考えるプロセスです。ギャップ分析を通じて、組織は具体的な改善策を見つけ出し、優先順位をつけることができます。

ギャップ分析の方法としては、まず現状分析で得られたデータと目標設定で定めた基準を比較します。次に、どの領域において改善が必要かを特定し、その原因を分析しましょう。例えば、技術的な不足、人材のスキルギャップ、プロセスの非効率性などが考えられます。

ギャップを埋めるための具体的なアクションプランを策定し、リソースの配分やスケジュールを決定します。

 

実装

ギャップ分析で特定された改善策を基に、NIST CSFの実装を進めます。実装は、具体的なセキュリティ対策を導入し、組織全体でのセキュリティ意識を高めるための重要なステップです。ここでは、技術的な対策と組織的な対策の両面からアプローチを行います。

技術的な対策としては、ファイアウォールや侵入検知システムの導入、データ暗号化の強化などが考えられます。一方、組織的な対策としては、セキュリティポリシーの策定や従業員向けのセキュリティトレーニングの実施が重要です。

対策を実施する際には、関係者とのコミュニケーションを密にし、全員が同じ目標に向かって協力できる環境を整えることが求められます。

 

監視と評価

最後に、実装したセキュリティ対策の効果を監視し、評価します。監視と評価は、NIST CSFの導入プロセスを完結させるだけでなく、継続的な改善を促進するための重要なステップです。

監視の方法としては、セキュリティインシデントの発生状況をリアルタイムで追跡し、異常が検出された場合には迅速に対応する体制を整えます。また、定期的なセキュリティ監査を実施し、対策の有効性を評価しましょう。

評価の結果を基に、必要に応じてセキュリティ対策を見直し、改善を図ります。これにより、組織は常に最新のセキュリティ脅威に対応できる体制を維持できるでしょう。

 

まとめ:NIST CSF で堅牢なセキュリティ対策を

NIST CSFは、企業や組織がサイバーセキュリティリスクを体系的に管理するためのフレームワークです。5つのコア機能を中心に、実装層やプロファイルを組み合わせることで、現状の把握から改善計画までを一貫して進めることが可能です。

2024年に改訂されたv2.0では、ガバナンス機能やサプライチェーンリスク管理の強化など、より実践的な内容に進化しました。CSFの導入は、リスクの低減、コスト削減、コンプライアンス対応に寄与し、多くの業界で成果を上げています。自社の状況に合わせて段階的に導入し、持続的なセキュリティ向上に取り組んでいきましょう。

 

 

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