O社
電気機械器具製造業メーカーO社では、全社的な工場DX化の取り組みを実施していました。これまでネットワークに接続していなかった装置までネットワークに接続するようになり、これまでセキュリティ対策を実施していなかった装置にも対策が必要となりました。
解決のポイント
- レガシーOSも保護可能な製品を選定。
- 画一的なポリシーを工場現場に押し付けるのではなく、メニューを作成し適切なポリシーを各工場へ選んでもらう様にした。
- どうしても誤検知が許せない工場については検知モードでの運用を採用してもらった。
【解決】あえて画一的なポリシーを設定せずに工場向けにメニューを用意することでスピーディーな展開を実現
T氏はいくつかのIT向けエンドポイント保護製品を調査する中で、レガシーOSの保護を広くカバーしている製品に中々出会えずにいました。そんな時、数年前に展示会で名刺交換をしたTXOne Networksの存在を思い出しました。「OT環境に特化したセキュリティ製品を提供していると言っていたTXOne Networksに最後の望みをかけました」とT氏は当時の状況を語ります。
TXOne Networksの製品説明を受けたT氏は「Windows 2000、Windows XPもサポートしている」、「誤検知低減の対策がいくつも施されている」というTXOne Networksの「Stellar」というエンドポイント保護製品はまさに探していた製品であると考えます。ただし、T氏にはまだ「画一的なポリシーにしてしまい展開がうまくいくだろうか?」、「誤検知をゼロにできないのであれば採用できないと現場から言われないだろうか?」といった懸念が残されていました。
技術検証を開始したT氏は、TXOne Stellarに搭載されている機能はいずれも有効・無効が選択できること、または検知モードというログのみ出力するモードがあることを把握しました。これらを活用することにより、T氏はあらかじめいくつかのメニューを作成し、工場側に適切なメニューを選んでもらい展開することに決めました。最終的にこのことが、全社に素早くエンドポイント保護対策を広める重要なポイントとなりました。
TXOneにまずお気軽にご相談ください。
製造業界のサイバーセキュリティ課題は常に変化しています。TXOneはお客様のサイバーセキュリティに関する課題について最適なOTセキュリティソリューションが提供できるよう、いつでもお手伝いさせていただきます。お問い合わせ内容を確認後、担当者より迅速にご連絡致しますので、お気軽にお問合わせください。