日本で最初の通信機器メーカーとして創業した沖電気工業株式会社。同社の本庄工場では、OTネットワークを隔離環境で運用していましたが、「隔離しているから安全」という考え方では通用しなくなってきたことに危機感を持っていました。また、機器の構成管理を人手に頼っていたため、属人化やヒューマンエラーのリスクも抱えていました。
そこで同社は、NTT東日本、TXOne Networksと3社で連携し、「TXOne SenninRecon™/SenninOne™」を使った実フィールドトライアルを行いました。このトライアルは国内初の取り組みです。工場の稼働を止めず、ネットワーク機器の設定変更も最小限に抑えながら、約1カ月でOT環境を可視化してリスクを評価しました。
その結果、想定外のネットワークアドレスや、外部へ頻繁に通信を試みていたレガシーOS端末、マルウェア感染のリスクなど、潜在していたリスクが見えるようになりました。結果は定量的な評価レポートにまとめられ、社内でセキュリティに対する共通認識が生まれるきっかけにもなりました。
本事例では、トライアル実施の決め手、3社の役割分担、可視化によって明らかになったリスク、スマートファクトリー化に向けた今後の取り組みを、担当者の声とともに紹介します。
こんな方におすすめ
- 製造業の工場で、OTセキュリティ対策を「何から始めればよいか」悩んでいる方
- OTネットワークを隔離しているが、本当に安全なのか確信が持てない方
- 24時間稼働の生産ラインを止めずに、OT資産や通信の実態を把握したい方
- OT機器の構成管理を人手で行っていて、属人化やヒューマンエラーに課題を感じている方
- レガシーOS端末や、ネットワーク内で使われていない端末のリスクを洗い出したい方
- 経営層や現場にOTリスクを説明するための、定量的な評価や根拠が欲しい方
- スマートファクトリー化に向けて、セキュリティの現状把握から進めたい方
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